当社は、特許庁から公募されていました「平成28年度特許出願技術動向調査
-LTE-Advanced 及び 5Gに向けた移動体無線通信システム-」に応募し、7月27日に受注いたしました。
本調査では、近年、特に注目されている「LTE-Advanced 及び5G に向けた移動体無線通信システム」の分野について
市場環境、政策動向、特許出願動向や標準化動向について、調査分析を行います。
3GPP では、第四世代のLTE-Advanced(LTE-A) の規格が策定中であり、また、次世代通信規格である第五世代(5G)について議論が行われています。
5G では、LTE-A において提案された多くの技術が発展的に利用されていきます。
一方、これまでの移動体無線通信技術と5Gを比較した場合の際立った特徴は、ユースケースを重視している点です。
2020 年東京オリンピックでの利用やIoT の活用、これまで無かったサービス等、新しい利用法を想定した検討がなされており、今後もあらゆるビジネス分野において、5Gが重要な技術となっていくことは確実です。
本調査ではこのような背景のもと、LTE-A 及び5G に対して、関連特許の動向、特許と標準規格文書との関係、技術革新・技術競争力の状況、今後の展望について調査・分析を実施します。