実績・研究成果データベース

WAVE design for next DSRC applications
Mobile and Wireless Technologies
2010年度
ユーザー:その他

著者:Tsutomu Tsuboi1, Jun Yamada1, Naoki Yamauchi1,Noriaki Yoshikawa2 1Automotive Semiconductor Business Unit, Renesas Technology Corp., 2Cyber Creative Institute.
発表場所:9th ANNUAL WIRELESS TELECOMMUNICATION SYMPOSIUM
EMBASSY SUITES USF / BUSCH GARDENS
TAMPA, FLORIDA, USA
発表年月:21-23 APRIL 2010
概要
ワイヤレス通信ネットワーク、特に車両の次世代狭域通信近距離(DSRC;Dedicated Short Range Communication)の分野では、IEEE802.11pをベースとするWAVE (Wireless Access in Vehicle Environment)がホットな話題になってきている。WAVEは、例えば、日本のARIBのほか、欧州でのC2C-CC (Car to Car Communication Consortium)や米国でのIntelliDriveにみられるように高速インターネットアクセスに有効な手段としてワールドワイドでの開発競争が行われている。本論文は現実的なワイヤレス通信システムアーキテクチャに関し、特に現行の3GモバイルやWiMAXを含むワイヤレステクノロジーの車両ネットワークへのアプリケーションについてのガイドラインを提供するものである。周波数は、DSRCで用いられている5.9GHzのほか、2.5GHz、UHF帯(700-800MHz)を対象として、セル設計とセル内のトラフィック設計を行った。また、あわせて設計諸元の確認のため、WAVEの車載機と路側機を用いてビデオストリーミング伝送のフィールド試験を行った結果を示した。