実績・研究成果データベース
気づきシートを用いた教育研修の分析と評価
Transportation Engineering
2008年度
ユーザー:その他
著者:黒田幸明、他
発表場所:(社)情報処理学会 情報システム教育コンテスト(ISECON2009)
発表年月:2009年3月11日
概要:
我々は、IT関連のPBL(Project Based Learning)や講義を実施する際に、気づきシートを活用している。気づきシートは、受講者が受講時に気づいたことを自由形式でメモしたものである。気づきシートは各回の講義終了時に回収し、講師は次回の講義時にその内容についてフィードバックする。受講者には、講義終了時に自分が書いた気づきシートを見て、自分の気づきを振り返らせている。
どの研修でも、研修の回が進むにつれて、気づきの内容が深いものになっていくことを発見できたので、集まった気づきシートの内容を、研修目的にしたがって分析し、研修効果の定量化を試みた。
その結果、この手法は、受講者の思考の変化を見える化でき、講師の自己評価にも有効であることが分かった。